サンゴ育成の裏側【7/8】

[ ■海の写真家日記 ], [  マーシャル撮影旅行 ]

マーシャル諸島共和国はマジュロ環礁を始め29の環礁で成り立ってる、まさにサンゴの国である。

次の写真を見てもらいたい。グラビアでも紹介した写真だ(ここから閲覧)。
マジュロという環礁を象徴するものだと言う。陸地から一気に7〜80m下まで落ち込んでる。
ご覧のように崖一面サンゴだらけなのである。

こうなったのも長年人間が入れなかった土地だからだろう。ここマーシャルはアメリカが核実験を行っていた国である。あのビキニ環礁がある国だ。
当時、皮肉にも核実験によって島民など人は出入り禁止されていた。その結果サンゴは育ち、回復していったという。

しかしここのポイント、サンゴにからまるゴミというモノも多く見ることができてしまった。

人間が核実験をしたことによって人々を遠ざけその結果サンゴは育ったが、人間の生活によってゴミはサンゴを破壊させようとしている。そのサンゴをまた次の手段で守るのも人間。
自然のサイクルのなかでの人間の役割、それは良い面も悪い面もでると感じた。

ワールド・ツアーを開始させたアイルランドのロック・バンドU2ボノは次のように言う。

『夢見る時代は終わった。

 これからは行動する時代だ。

 全ては夢見ることから始まるけど、
 夢で終わるなら寝てる方が全然マシだ。』


ダイバーである以上、堂々と考えることがあってもいいのではないだろうか?
つまり「恥ずかしいから」とか「めんどくさいから」とか「考えたい人だけが考えればいいんじゃない」というのはどうかと思う。

仕事としてダイビングをやられてる人にも言いたい。
お説教じみてたこと少しはやっても良いのでは?
マーシャルのダイブショップ「Alojetl」さんでは、初日のダイビング前、サンゴのレクチャーをすべてのお客さんにやる。
すごく良いことだと思った。