大洋州を救う志布志モデルを視察【2017/3/24】

[ ■ 日々の事 ]

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鹿児島県の志布志市に行って来ました。
南洋、大洋州には水没する国があると言われています。例えばツヴァルやマーシャル諸島共和国です。
水没の原因は地球温暖化による海面上昇だそうですが、実はそれだけではありません。島嶼国の都市化も原因のひとつであり、それによって生活排水、廃棄物が出てそれらが島(土地)を脆弱化させています。そのためちょっとした海面上昇や高波でも島(土地)が削られていくと言われています。
現在、日本のODAやJICAによって「大洋州地域廃棄物管理改善支援プロジェクト」(通称J-PRISM)という援助が行われています。これは「三つのR+RETURN」という理念のもと、志布志でおこなれているゴミの徹底分別と再利用の方法、通称「志布志モデル」を取り入れています。今回その志布志がどのようにゴミの徹底分別を行っているかを見てきました。これが南洋でも応用されているようですが、なかなか向こうでは上手くいってないようでもあります。詳細は来月の「エコ・自然塾」でお話ししていきます。
写真は志布志市のゴミの最終処分場(埋め立て地)であります。