ここ最近気になった話題は以下の二つです【2018/2/1】
[ ■ 日々の事 ]
「海の魚は5年で枯渇」養殖あるのみ
「広い海だからどっかにいるだろう」。「海は底知れぬ場所で宇宙以上に未知だからいるいないは言えない」。色々な意見がありますが、残念ながら魚はいません。激減しています。松方弘樹がよく300キロ超のマグロを釣っていましたが、よくその大きさが釣れているということは、それに反して子供のマグロがいないということ。そんな話しを境港の漁師から聞いた。子供がいなければ資源量は増えません。
日本の食卓から魚が消え、魚屋がなくなる日もそう遠くないかも知れない。
「オレらがいなかったら、うめえ魚は食えねえよ」 築地市場“最後の初セリ” 仲卸のプライド
私も参考にしているある水産資源の管理を専門にしている大学の先生も言ってるが、この「オレがいなかったら」という考え方が日本の水産業の悪い面である。
水産物の流通には築地(今年は豊洲)を通す市場流通と違って「産直」の市場外流通というがある。では「市場外流通の魚は不味いのか?」と私も築地の卸売業者、仲卸業者に聞いてみたい。
私の住む近所には「市場外流通」で新鮮な魚を販売しているサカナバッカという店がある。ここは(株)フーディソンがやっているのだが、水産関係の書籍にも出てくるくらいの注目企業でもある。市場外流通の魚も質は良く、魚本来の姿で売ってくれる。そこは有り難いのだが都市型の生活にそぐわない面もある。一尾買ってさばいても、そこからでる生ゴミの処理、調理するときも煙が出る、グリルに入らないなどの面倒がある。