「ビハインド・ザ・コーヴ」が出てきたことで論点がずれている【2018/4/4】
[ ■ 日々の事 ]
産経ニュース
「ザ・コーヴ」を観て思ったのがシーシェパードをはじめリック・オバリーへの嫌悪感。個人的には持ちました。
最近思うのだが、この「ビハインド・ザ・コーヴ」という映画が出てきたことによって捕鯨問題の論点がずれてしまっている感がある。
果たしてこの監督はどこにこの問題を着地させようとしているのか?つまり何を言おうとしているのかが私にはわからなくなっている。観た始めは「そうだそうだ!反捕鯨国はけしからん!日本バッシングだ!」と言う感情も含めて観ていた。でも単に商業捕鯨再開ならば前にも言ったが「今さら」感がある。
商業捕鯨再開の前に、年間1人当たりの消費量が魚27キロ、豚肉鶏肉12キロ、牛肉数キロという中に、数グラムしかない鯨肉が食い込んでいくか、つまり今晩のオカズに鯨肉を魚、豚、鶏、牛と肩を並べ取りあげてくれるかるどうかが重要である。まずはそっちを考えるべきでしょう。
個人的にはこれを読んでるアナタも「今晩のオカズは鯨にしよう」と鯨肉を食卓に積極的にあげようと思っている人はいないと思う。おそらく商業捕鯨が再開されても食卓の事情は変わらないだろう。