どこから命が食材へ【2018/10/28】

[ ■ 日々の事 ]

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明日の授業の教材。その一部の写真です。3年位前に参加したあるNPO主催の野生の鶏を捕まえてさばくという会。どこから「命」が「食材」に変わるのかを感じてみようと言うのがテーマだったけど、正直言って自分の中では「命」のままで「食材」へと変化しなかった。なぜならこれは放し飼いの鶏だけに、普段食べている鶏肉と比べものにならないほど肉が硬い!それが印象。「命」のままでした。それを食べてしまった。
と言うことは真逆の言い方をすると、スーパーで売られている鶏肉は「命」ではないのかも知れない・・・。あれは作られたモノ。
好適環境水を作り、今クロマグロなどの山村農村での養殖を実現させようとしている岡山理科大学の山本先生は「海の養殖と違って生き物を増やすと言う思いはありません。私はクロマグロという製品を作りたいのです」と言う言葉を思い出した。
今期はまず日本の食料事情と養殖の問題の話しでこう言うことも考えてもらおうかなと思ってます。

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