「海はゴミ箱ではない」と言うが【2019/10/7】

[ ■ 日々の事 ]

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離島便の船がミクロネシア連邦オロルック環礁に停泊している時、現地の人たちはここぞとばかりにデッキから段ボール箱などゴミを捨てる。「海はゴミ箱ではない」と言うが、元来自然に還るものしか使っていなかった南洋の人にとって海はゴミ箱なのです。
これはけしからんと説教し、教え正すことも可能だ。我々ニホンジンは彼らよりアタマ良いし、自然に還らないゴミがどんな影響を及ぼすかも知っている。もちろん技術もカネもある。ただやみくもに「アナタ達のやってることは良くないことで地球のためにならない」と言うのはミクロネシアの文化への侮辱と僕は考えているのだが・・・・・・。それはどこか「イルカ漁なんて非人道的なことやってて恥を知れ」と太地の人々に言ってるシーシェパードと変わらないと思う。
今現在、現地でもマイクロクリーンアップキャンペーンとして環境教育・環境活動(と言うほど大袈裟ではないが)をやってて思うのが、相手の文化をいかにして侵害することなくやれるか、そこに大きな気を遣う。

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