新型コロナウイルスが蔓延してるからこそ考えたい【2020/2/2】

[ ■ 日々の事 ]

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奄美大島で潜らせてもらったクロマグロの畜養の生け簀。畜養は人が管理している分「安心安全」である。野生のクロマグロなんて何食べているかわからないという不安がある。さらに現場の社長は「味や脂ののせ方のコントロールも出来る。長崎の上五島の畜養では大トロばっかです」とも言うが、これは本来のクロマグロの姿ではないだろう。ある面喰うためだけの作られた産物でもはや生き物ではない。
さて人間は元々野生の生き物を狩猟して食べていた。しかし新型コロナウイルスが発生源が野生動物ならば、現代では人が喰う生き物は命と思わず製品として生産した方がいいのかも知れない。岡山理科大で好適環境水の研究をしている山本先生は「環境が破壊され、乱獲されている今、人間が食べる生き物は養殖のように命を増やす感覚ではなく製品として作るべき」と言う。
「命を食べる」vs「食べるために生産するモノ」、これはウチの学校でも議論させているのだが、今ウイルスが出てきた状況の中、今後はこう言うことをもっと議論すべきでしょうね。

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